6/8~6/12に開催された2026年度 人工知能学会全国大会(第40回)にて発表を行いました
I presented at the 2026 Annual Conference of the Japanese Society for Artificial Intelligence (JSAI 2026, 40th Meeting), held from June 8–12.
2026年6月8日から12日に群馬県高崎市で開催された人工知能学会全国大会(第40回)に鈴木研究室の江崎夏那汰が参加し,研究成果の発表を行いました.人工知能学会全国大会は,人工知能に関する国内最大規模の学術会議であり,機械学習,自然言語処理,対話システム,知識表現など,人工知能に関する幅広い研究成果が発表されます. 今回の大会には国内外から多くの研究者や学生が参加し,5日間にわたって研究発表や議論が行われました.
研究発表
私は「対話履歴の分離がLLM相談対話の安全性と共感性に与える影響の検証」という題目で発表を行いました.本研究では,大規模言語モデル(LLM)を用いた相談対話システムにおいて,対話の履歴をどのように扱うかが,応答の安全性と共感性に与える影響を明らかにすることを目的としています. 発表後の質疑応答では,「実際にどのようなプロンプトを使用したのか」「対話が破綻する恐れはないのか」などのご指摘をいただきました.普段のゼミや研究室内での議論では見えにくかった視点からのコメントも多く,自身の研究の課題や可能性を改めて考えるきっかけとなりました.
他の研究発表の聴講
大会期間中は自身の発表に加え,他の参加者による発表も聴講しました.LLMを活用したカウンセリング支援や感情分析,対話システムの評価手法に関する研究など,自身の研究に近いテーマの発表が多く見られ,非常に参考になりました.特にLLMの安全性に関する研究が多く発表されており,自身の研究における課題とも直接関わる内容であったため,今後の研究に活かすことのできる視点を得ることができました.
人工知能学会全国大会(第40回)に参加して
今回の学会参加を通じて,自身の研究成果を国内の多くの研究者・学生に向けて発表し,様々な立場からのご意見をいただく貴重な経験を得ることができました.研究室の外で,幅広い専門性を持つ方々に研究を評価していただく機会は,日頃の研究では気づきにくい新たな課題や可能性を発見する場となりました.今回得られた経験や知見を今後の研究活動に活かし,さらに研究を深めていきたいと思います.