[お知らせ]

12/8~12/10に開催された27th International Conference on Information Integration and Web Intelligence(iiWAS2025)にて発表を行いました

Presented at the 27th International Conference on Information Integration and Web Intelligence (iiWAS 2025), Held December 8–10

2025年12月8日から10日に開催された国際会議「27th International Conference on Information Integration and Web Intelligence(iiWAS2025)」に鈴木研究室の田中涼が参加し、研究成果の発表を行いました.iiWASは,情報統合やWeb Intelligenceを中心に,人工知能,機械学習,知識グラフなど,情報科学に関する幅広い研究成果が発表される国際会議です. 今回の会議には国内外から多くの研究者や学生が参加し、3日間にわたって研究発表や議論が行われました。会場にて参加者の方々が談笑している様子

研究発表

私は「Automated Instruction Generation via Alternating Evaluation and Creation with LLMs」という題目で発表を行いました.本研究では,仕事を依頼する際の指示文の曖昧さを,大規模言語モデル(LLM)を用いて低減することを目的としています.今回の発表では,指示文を使って仕事を実際に行う「評価用LLM」と,評価用LLMの仕事結果から指示文のどこに問題があるのか特定し,新しい指示文を作成する「作成用LLM」を繰り返し使用する手法を提案しました.説明 発表は英語で行われ,発表後の参加者との質疑応答も全て英語で行われました.質疑応答では,「LLMと人間で仕事を行うプロセスは同じと言えるのか」「初めに与える指示文によって最終的に得られる指示文も変わってしまうのではないか」などのご指摘をいただくことができました.研究室内においても,ゼミや日常生活の中で手法について話し合うことは多いです.しかし,今回の学会では自身の研究に用いている技術に精通している方々が多くいらっしゃったため,いつもの指摘とは異なる視点からの指摘をいただくことができたように感じました.

他の研究発表の聴講

また,会議期間中は自身の発表を行うだけではなく,他の参加者による発表も聴講しました.他の発表者の方々もLLMを用いたメンタルカウンセリングや,災害時に送るメッセージを規模や対処別に作成する研究など,興味深い研究が多く発表されていました.特にLLMを用いてプログラムを書く場合,全ての要件を一度に入力して作成させるよりも,小規模なものを一度作成させた後に少しずつ追記修正させた方が最終的に得られるコードのクオリティが高くなる,という発表について,自身の研究でもLLMを使用する際に念頭におくべき内容であると感じました. 他の発表者の発表の様子

iiWAS2025に参加して

今回iiWAS2025に参加し,自身の研究成果を国際会議という場で発表する貴重な経験を得ることができました.自身の研究を英語で論文に起こし,英語で発表資料を作成し,英語を用いて壇上で発表することは非常に大変でした.しかしその結果,日本だけではなく海外の方々にも研究を発表し,研究について意見をいただくことができました.加えて他の研究者の方々の研究も非常にハイレベルなものが多く,自身の研究に活かすことのできる内容も存在しました.今回得られた経験や意見を今後の研究活動に活かし,さらに研究を進めていきたいと思います.